―新型コロナウィルスがあぶりだす社会の矛盾―

☆普段からの備えがないと直撃を受ける 新型コロナウィルスの感染拡大は今、命と健康のみならず、雇用と生活、そして経済そのものの失速という広範な影響をわが国にもたらしています。冷静な判断と、迅速にして適切な対応が求められています。 連合と関係組織…

-春闘報道、四つの落とし穴-

☆交渉期間はあっという間に過ぎていく 連合の春季生活闘争、世の中のいわゆる「春闘」の本番が始まっています。続々と要求が提出され団体交渉がスタート。連合も構成組織(産別)も、方針は掲げますが実際の交渉を展開するのは単組であり、企業別の労使関係…

ー「合流協議」について思うことー

☆有権者の目線は? 立憲民主党と国民民主党との間でのいわゆる合流協議が、両党幹事長間での段階を終え、年をまたいで両党首に引き継がれることとなっています。それぞれの当事者や関係者が熱い気持ちでこの問題に関わってきていることは当然で、そのこと自…

神津里季生の「おやっ?」と思うこと~労働組合とメディア論  ―新時代の春闘―

☆見え方の変化は大事 前回に続いて新聞の見出しの問題を取り上げたいと思います。 報道など一々気にせず「鷹揚に構えとけ」という声もいただきましたが、春闘に関わる報道は、経営者を含めて多くの関係者が強い関心を持っていますから、私としても気にしない…

― 新聞で得られるものは何なんだろう? ―

☆台風19号について 台風19号が日本列島に深い傷跡を残していきました。命を落とされた方々のご冥福を祈るとともに、被災された方々にお見舞いを申し上げます。連合としても、構成組織・地方連合会とともにできること、やるべきことを連携・実施すべく、対策…

― 私たちの目指す国家像とは? ―

☆つぶやきは少ないが 「ツイッターの光と影」というタイトルで前回のブログを出してから、あっという間に一ヶ月半が立ってしまいました。短文での気の利いたつぶやきは、まだ不得手です。本業に費やす時間との関係で発信の頻度もままなりません。しかしそん…

― ツイッターは光か影か ―

☆罵詈雑言はつらいけど 思うところあって、2か月ほど前からツイッターに時間をさいています。 発信の頻度がそんなに多いわけではありませんが、さっそく様々な反応をいただいています。 聞いてはいましたが、罵詈雑言はネトウヨだけではないのですね。 「お…

― 普通の人がもっと国会議員にならないと ―

☆痛恨の極み 参議院議員選挙が終わりました。様々な意味で残念な結果に終わったわけですが、私の立場からは、とりわけ構成組織の仲間が擁立した比例候補のうちのお二人が目的を達せなかったこと、そして連合奈良の西田一美さんも惜敗に終わってしまったこと…

― よくある疑問にお答えします ―その②

☆大きな違いが目立たずに小さな違いが目立たせられる 連合はときどき「原発推進派」のレッテルを貼られます。全くの誤りです。連合はあの東日本大震災・福島第一原子力発電所の事故という事態を受けて、およそ半年間の大議論の末に、「最終的には原子力エネ…

― よくある疑問にお答えします ―その①

☆政治との関係ばかりで取り上げられるのはいささか心外なのですが… 時節柄、政治に関する報道が多くなっています。そういうなかで連合も何かと取りざたをされますが、私たちは基本的に、労働運動に日々のエネルギーを割いている存在なので、政治ばかりやって…

あなたの労組の葛藤は?

季節は初夏に入ったが「春闘」はまだ継続中である。連合の春季生活闘争の集計でもまだおよそ四分の一の仲間が交渉中である。マスコミの扱いはもうとっくに終ったモードであるが、実際にはまだまだ奮闘中なのだ。 報道ではもう一つ大事なことが伝わっていない…

解散風は誰のため?

週明けからまた解散風とやらが吹くのでしょう。しかしよく考えればおかしな話で、当たり前のように解散風が報道され、そしてそのあとから「大義」が模索される。 本来であればどうしても民意が問われなければならない問題が湧きおこり、やむにやまれず国会が…

― やっぱりか…自説を修正できないマスコミ報道 ―

☆デフレ下の春闘では初めての現象 4月5日金曜日夕刻、連合本部で今春闘の第三回集計内容(4月3日時点)が発表されました。 いつもこの時期、期待と懸念が交錯する回答集計なのですが、今回二つあった懸念は、一つは杞憂に終わり、一つはやっぱりか、とい…

― 自縄自縛の春闘報道 ―

☆第1回の連合賃上げ集計は前年同水準 15日金曜日夕刻、連合本部での記者会見で今春闘の第1回集計内容が発表されました。回答が報告された賃上げの加重平均は2.16%。そして、この2.16%は奇しくも昨年同時点と全く同じ数字となりました。 関心を持ってみて…

― 多様性の尊重と労働運動 ―

☆若者たちのきらめく個性 「ドマーニ展」をみてきました。 六本木の国立新美術館で開催されていたこの「ドマーニ・明日展」は、まさに明日に向かってさらなる期待がされている新進気鋭の芸術家たちの作品展示を毎年行っているものです。 学芸員の資格を持つ…

― 税金の使い方の議論はどこにいっているのか? ―

☆有権者の感覚と国会の状況 開会まもない通常国会、序盤は新年度予算の審議が中心となります。そしてわが国の予算審議では、いつもお定まりの事情のもとにお定まりの光景が繰り返されます。 お定まりその①・・・スキャンダラスな不祥事・未詳事が次々と出現…

― 若い人たちに語り続けたい ―

☆学生たちからの反応 先週は山形大学、その前の週は埼玉大学、佐賀大学ということで、ここのところ相次いで大学で講義をする機会に恵まれました。連合は教育文化協会とともに全国の20の大学で寄付講座を開設しています。その他に私が理事長を兼務している全…

― 春闘とマスコミ報道の奇妙な関係 ―

☆「官製春闘」からの脱却? 春闘に関する報道が盛んになる時期を迎えました。春闘が報道の対象になること自体は有難いことですが、そこに差し挟まれる論評には素直に喜べないものも多々あり、神経のとがる時期でもあります。 マスコミ報道によれば、今年は脱…

― 資本主義のカギを握るものとは ―

☆おせち番組だけではない年末年始 年末につくりだめされるいわゆる「おせち番組」が概して面白くない一方で、ドキュメンタリー等の特集番組が充実していることは大変ありがたいことです。最近のニュース報道は政府から流される官製情報やヨイショ的な伝え方…

― 世界の行方と労働組合 ―

☆真っ二つに割れたITUC世界大会 12月2日から7日まで、デンマーク・コペンハーゲンにおいて世界中の労働組合(ナショナルセンター)が集まり、国際労働組合総連合(ITUC)の世界大会が開催されました。 例によって日本のマスコミには全く報道されませんが、公…

― 台湾での一言 ―

☆中華民国全国総工会70周年 日本の報道ではほとんど扱われたことがありませんが、世界の労働組合はITUC(国際労働組合総連合)という世界組織で結ばれており、連合もその主要な構成組織の一つです。(実はこのITUCで今、侃侃諤諤の議論が進行しているのです…

パンドラの箱はあいたのか?

☆世論は外国人材ウェルカム? マスコミ各社の世論調査は毎週のようにどこかの結果が発表されていますが、最近は政府の外国人材受け入れ拡大に関する設問が必ず入っていて、注目の対象となっているところです。私の印象では思ったより賛成が多いようで、半数…

―7089人と4279人―

☆○○はそれを我慢できない 労働組合の取り組みは、世の中に実際の思いが伝わる機会が思ったより少ない…、常日頃の私の実感です。 従来型のメディア(新聞・テレビ等)は、必ずしもこちらが思うようにその実像を伝えてはくれません。(それはそんなものでしょ…